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「ホットメルト」について調べてみました

商品情報を見ていると気になる「ホットメルト」という言葉。商品により、ホットメルト仕様やホットメルト製本などと記載がありますよね。みなさんはどんな意味かご存知ですか?印刷に詳しい方は知っている方もいるかもしれませんが、なかなか日常では聞かない言葉ですよね。
 今回は、カレン堂でもよくお問合せをいただくこの「ホットメルト」とは何かを調べてみました!


目次


ホットメルトとは?

ホットメルト製本用の接着剤
ホットメルト製本用の接着剤

 ホットメルトとは、ホット(Hot:熱い)メルト(melt:融ける)の名前の通り、熱をかけて融かし接着させる接着剤のことを言います。約80~100℃の熱を加えると液体になり、冷えると固まります。グルーガンで使用するグルースティックとほぼ同じものです。グルーガンは100円ショップでも購入できるので、知っている方も多いのではないでしょうか。接着材料を選ばず、製本の他に食品包材など幅広く使われています。
 名入れカレンダーでいうホットメルトとは、この「ホットメルト=接着剤」を使った製本のこと、「ホットメルト製本」を指します。

ホットメルト製本とは?

 壁掛けカレンダーの製本方法です。カレンダー上部に数箇所穴を開け、そこにホットメルト(接着剤)を流し込み、短冊状の厚紙で挟みプレスして綴じる方法のことを言います。短冊状の厚紙のことを「タンザック」と呼ぶことから「タンザック製本」とも言うようです。
 壁掛けカレンダーの製本は大きく分けて「金具製本」と「ホットメルト製本」になります。お客様にご説明するときには「金具製本」に対して金属を使用せず紙と接着剤で綴じているので「ホットメルト製本」のことを「紙製本」と言ったりもします。「金具製本」は紙を金属で巻き込みように織り込むため、製本部分の幅は8㎜ぐらいですが、「ホットメルト製本」は約25㎜ぐらいあります。使用する分にはあまり関係ありませんが、ビニール袋に入れる時の丸めやすさに、少し違いがでるかもしれません。

金具製本部分
金具製本は紙を金属の板で巻き込むようにして折って綴じています
ホットメルト製本部分
ホットメルト製本は厚紙でははさみ接着剤でくっつけて綴じています

ホットメルト製本のメリットは?

 紙だけを使用しているので、カレンダーを使い終わった後分別の必要がありません。古紙としてリサイクルもでき、可燃ゴミとしても処分できます。また金具を使用していないので、怪我の心配もなくご年配の方や小さいお子様でも安全に使用できます。リサイクル面や環境対策の観点からも需要が増えており、カレンダーの製本では今主流となっています。
 またホットメルト製本は綴じ部分が紙なので、印刷をすることができます。名入れを印刷できるものや、年表を印刷している商品もあります。ホットメルト部分をカレンダーに合わせた色で印刷している商品もあり、カラフルで多様なデザイン性も魅力です。 

ホットメルト製本を分解したところ
厚紙をめくってみると金属は使用しておらず等間隔に接着剤で頑丈に綴じられているのがわかります

結局ホットメルト製本と金具製本どっちがいいの?

 使いやすく耐久性についても問題ない商品となっていますので、どちらの製本方法がいいということはありません。
 現在はリサイクル面・環境性において優位のホットメルト製本が主流となっていますので、商品数も多いのが現状です。商品によっては金具製本・ホットメルト製本両方に対応している商品もありますが、たいていの場合は製本を選ぶことができません。金具製本も分別をしっかりと行うことで、きちんとリサイクルできますし、あとはデザインや使用感などの好みでお選びいただければと思います。

「ホットメルト」についてまとめ

カレンダーを飾った様子

 「ホットメルト」自体は接着剤のことではありますが、名入れカレンダーでは、金属を使わずに紙で製本したものを「ホットメルト」と呼んでいます。おわかりいただけたでしょうか。
 補足として、商品により両方の製本方法が選べるものは、品番の後ろに「H(ホットメルト)」と付いています。商品をチェックする際の参考にしてみてください。また金具製本の商品であっても、500冊以上など冊数が多い場合は、ホットメルト製本に変更も可能です。(別途見積)ただ繁忙期での対応は難しいので、検討の際はお早めにご相談ください。

 製本方法については各商品詳細ページに記載していますが、商品情報でわからないことなどありましたら、お気軽にお問合せください。