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酉の市について調べてみました

毎年11月におこなわれる酉の市について調べてみたのでご紹介いたします。


目次


1.酉の市とは?

酉の市(とりのいち)は、毎年11月の酉の日に行われる伝統的な祭りで、鷲神社(おおとりじんじゃ)、大鳥神社、酉の寺など、鷲や鳥にゆかりがある寺社で行われている行事です。この祭りは、商売繁盛や開運を祈願するために多くの人々が訪れます。

酉の市の特徴は縁起物として「熊手」を買うこと。熊手は福をかき集める象徴として用いられ、商売繁盛や家内安全を願う人々にとって重要な縁起物です。毎年少しずつ大きなものに買い替えると良いとされ、これにより年々の繁栄を願います。

起源は江戸時代に遡り、当初は農民たちが秋の収穫を祝って鶏を奉納したことが始まりとされています。現在では、浅草の鷲神社や新宿の花園神社などで大規模に開催されています。

2.酉の市っていつ?

「酉の日」は、毎日に十干十二支を当てて定める日付け法で、「酉」に当たる日のことです。これは12日おきに巡ってきます。 ひと月は30日なので、日の巡り合わせにより、11月の酉の日は2回の年と3回の年があります。初酉を「一の酉」、次を「二の酉」、3番目を「三の酉」と言います。「三の酉」まである年は火事が多いとの俗説があります。そのため、三の酉がある年には平年にもまして、歳末にかけて、社会一般で火の用心が心がけられ、熊手商の多くは縁起熊手に「火の用心」のシールを貼って売り出します。

  年      一の酉     二の酉     三の酉   
 2022年 11月4日(金)11月16日(水)11月28日(月)
 2023年 11月11日(土)11月23日(木)
 2024年 11月5日(火)11月17日(日)11月29日(金)
 2025年 11月12日(水)11月24日(月)
 2026年 11月7日(土)11月19日(木)


 今年の酉の日は3回!週末にあたっている日もあるので、お出かけの絶好のチャンスです。

今年は酉の市を訪れて開運を祈願されてみてはいかがでしょうか。

3.熊手の買い方・飾り方

 酉の市で熊手を購入する際のポイントと注意点をまとめました。

熊手の買い方

・最初は小さい熊手から
初めて購入する場合は、小さい熊手から始め、毎年少しずつ大きなものに買い替えると良いとされています。
・値段交渉
熊手の値段は交渉が可能です。安く買うほど縁起が良いとされているので、値切り交渉を楽しんでください。値切った分は釣りとして受け取るのではなく、ご祝儀として売り子に渡すのが粋な買い方です。値段が決まったら、威勢よく三本締めで締めます。

熊手の飾り方

購入した熊手は、神棚や玄関など家の少し高いところに、南か東に向けて飾ります。玄関に飾る場合は、良い運気が入り込むように出入り口に向けて飾ると良いです。

古い熊手は、次の年の酉の市に持参し、熊手を納める場所に感謝の気持ちを込めて納めます。

4.酉の日入りおすすめカレンダー

1

NB-831 ふるさと童っ子(健康一日一訓入)

懐かしい子供のころを思い出す、心あたたまるカレンダーです。 健康一日一訓入りで、販促品としても人気の高い逸品です。

2

NA-147 二十四節気

四季の移ろいを細やかに知らせる二十四節気。稜いっぺいの24の書画が季節の便りを届けます。

3

NB-737 色彩暦(二十四節気入)

二十四節気のほか季節の行事などを表示しています。めくるごとにページの色も代わり、季節を感じることができるカレンダーです。

5.まとめ

 11月の実りの季節、収穫を祝うお祭りが各地で開かれています。

関東地方でしか楽しめない酉の市にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。