名入れカレンダーは大きく分けると壁掛けカレンダーと卓上カレンダーの2つのタイプにわけられており、更にタイプごとに月表・年表・日表などの本文デザインの種類や、製本方法などもそれぞれいくつかございます。
目次
- 1.壁掛けカレンダーについて
- 1-2.壁掛けカレンダーの主な種類
- 1-2.壁掛けカレンダーの主な製本方法
- 2.卓上カレンダーについて
- 2-1.卓上カレンダーの主な種類
- 2-2.卓上カレンダーの主な製本方法
- 3.まとめ
壁掛けカレンダーについて
壁掛けカレンダーは、昔から年末年始の挨拶回りなどで活用される定番の販促ツールです。一般的には月ごとに切り替えるタイプのものが多く、大きな数字と文字で日付が表示されたものや、イラストや写真が描かれたものなど、デザイン性の高い商品もございます。また、紙質や製本方法なども種類が多く、用途に合わせて選ぶことができます。
壁掛けカレンダーは、自宅やオフィスなど壁面に十分なスペースがある場所で使用され、日々のスケジュール管理や予定確認に活用されています。
壁掛けカレンダーの主な種類
壁掛けカレンダーは主に月表・年表・日表で分類されており、その中でも最も種類が多いのは月表です。月表は主に1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月など一度に表示する単位によって形態が異なり、7枚ものや13枚もののカレンダーなど、サイズ・紙質・製本方法の種類も含め豊富にございます。
1:月表(げっぴょう)
月表と呼ばれるタイプには、文字(日付などの数字)のみで構成された定番の「文字月表」や、イラストや写真などが掲載されている「写真月表」、写真の掲載部分が本文とは異なりフィルム素材で二重構造になっている「フィルムカレンダー」などが種類がございます。
2:年表(ねんぴょう)
1年12か月を1枚で表現しているカレンダーです。商品によって素材が異なり、紙以外にも不織布やアルミ素材、ゴブラン織りなどで作られています。また写真やイラスト以外にも、地図や路線図が掲載されているなどデザイン性が高い商品が多くございます。
3:日表(にっぴょう)
毎日1枚ずつめくっていくタイプで、日めくりカレンダーとも言われています。1年間の日数分ページがある商品と、1~31日分で構成された商品がございます。また、そのまま壁に掛けるタイプだけでなく、台紙へ日表を張り付けて飾るタイプもございます。
壁掛けカレンダーの主な製本方法
印刷業界での製本とは「本の作り(仕様)」の事を指しており、壁掛けカレンダーでの製本方法とは、カレンダーを正面に見て上部の紙が束になってくっついている部分(紙を綴じている部分)の仕様の事を指しています。主な製本方法は、以下の3種類となります。
1:金具製本
カレンダーの上部を金具で綴じる製本方法です。カレンダーが役目を終え廃棄する際のゴミの処分に分別する手間がかかりますが、非常に丈夫で耐久性があります。通常は白色の金具ですが、一部の商品はデザインにあわせて金具の色が黒や赤になっているものもございます。
2:ホットメルト製本
こちらはカレンダーの上部を厚紙でははさみ、熱をかけて接着剤を融かして綴じています。紙素材で出来ているので廃棄する際はリサイクルゴミとして処分する事ができる為、地球に優しい「エコ」の観点からも近年人気が高まっており、金具製本と同様に主流になりつつある製本方法です。
3:中綴じ製本
中綴じとは、カレンダー本文を開いた状態で紙を重ね、中央部分に沿って針金などで綴じる製本方法です。冊子やリーフレットなどでもよく用いられています。商品によって名入れの印刷位置が異なり、各ページの下部に印刷するものや、最終ページにのみ印刷する商品がございます。
その他特殊な仕様のカレンダーもあり(ゴブラン織りなど)、製本方法や名入れの印刷色・印刷位置によって印刷方法が変わる商品がございます。詳しくは下記リンクよりご確認ください。
卓上カレンダーについて
卓上カレンダーは、一般的には1か月ごとにめくるタイプのもの以外にも、イラストや写真が描かれた商品・本文を箔押し印刷で仕上げた商品もございます。オフィスなどで使用されることが多かったですが、最近ではリモートワークのため自宅の仕事机などに置く方も増えてきました。
リーズナブルな商品もあり、販促ツールとしての需要が年々増えてきています。当店での2024年版の販売数の割合も全体の約3割以上を卓上カレンダーが占めています。
卓上カレンダーの主な種類
卓上カレンダーはほとんどの商品の本文仕様が月表に該当するため、当店では壁掛けカレンダーのように本文のデザインごとの分類やカテゴリー分けはしておりません。その代わりに製本方法ごとに商品のカテゴリーを分けております。主に下記で紹介いたします「リング製本」「CDケース」「スタンドタイプ」の3つなどがございます。
卓上カレンダーの製本方法
卓上カレンダーの製本方法は、壁掛けカレンダーと大きく異なり、厚紙素材の台座に穴を開けリングで製本するタイプが主流です。また、その他にもプラスチックケース(CDケース)や紙・木製のスタンドへ本文をセットするタイプなどがございます。
1:リング製本
当店で取り扱いのある卓上カレンダーの中の主流なのがこのタイプです。コンパクトながらも存在感があり、商品によって紙由来の素材で作られたエコリングを使用していたり、台座の色・素材などが異なります。台紙が厚紙素材で作られている商品については、主に台座部分へ「箔押し印刷」という方法で名入れを印刷します。
2:CDケース
コンパクトなサイズ感とカレンダーの本文がクリアケースなどに入っていることが特徴的なタイプです。一般的なリング製本の商品よりも小さく、机のスペースを取らずスッキリと見せることが出来ます。名入れ印刷位置は、各ページの下部へ印刷する商品と、ケース本体へ印刷する商品などがございます。
3:スタンドタイプ
スタンド部分の素材がいくつかあり、木製・紙・プラスチックなどの素材が主流です。また、机の上に置かず壁に掛けて使用することが出来る商品もございます。名入れは主にスタンド部分への印刷となります。
卓上カレンダーの一部商品は表紙をオリジナルデザインへ変更するなどのカスタマイズも可能です。
カレンダーの種類についてまとめ
名入れカレンダーの種類について主な種類を紹介してきましたが、壁掛け・卓上・その他の商品もあわせるとカレン堂での取り扱い商品数は1800点を超えておりますので、細かい仕様については各商品ページをご確認ください。
お渡しする相手のことはもちろん、ご自身の社内で使用するカレンダーであっても、会社の雰囲気やイメージ・用途を考えて選ぶことで、よりお渡しした相手の方に飾ってもらいやすくなり、1年を通して継続的な効果のある宣伝・販促にも繋がります。