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「干支(えと)」について調べてみました

 日本では干支(えと)と聞くと毎年変わる「子・丑・寅・卯……」の十二支を思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、カレンダーや暦との関係はそれだけではありません。特定の年を表す記号としてだけでなく、季節の行事などにも関係してきます。今回はそんな「干支(えと)」についてご紹介していきます。


目次


干支(えと)とは

 干支(えと)とは、日本では主に十二支(じゅうにし)のことを指し、これは12種類の動物を基にして、12年のサイクルを構成します。このサイクルは、日本の年齢や暦文化や風習、占いにおいても重要な要素とされています。例えば、「子年」、「丑年」、「寅年」といったように、各年にそれぞれの動物の名前が付けられています。

日本の干支(えと)には、以下の12種類の動物が含まれています。

(ねずみ/鼠)鋭い勘、頭の良さ、機敏さ、賢さを象徴するとされています。
(うし/牛)牛は努力家であり、勤勉、忍耐力、安定性、堅実さを象徴する動物と言われています。
(とら/虎)力強さ、勇敢さなどを象徴と言われ、災いから身を守る縁起の良い動物とも考えられています。
(うさぎ/兎)俊敏性、やさしさの象徴する動物とされ、幸運や繁栄をもたらす動物とも言われています。
(たつ/竜)神秘性、尊厳さ、力強さ、権威、神聖さなどを象徴する存在とされています。
(み/蛇)知恵や機敏さなど象徴し、また時には邪気を払う魔除けのシンボルとしても捉えられています。
(うま/馬)速さや力強いイメージから、活力・行動力・成功や進展を象徴する存在ともされています。
(ひつじ/羊)優しさや慈愛・平和・豊かさや幸福などを象徴する動物とされています。
(さる/猿)機敏さ・賢さ・好奇心・柔軟性や創造性などを表すとされています。
(とり/鳥)自由さ、活気、気品、警戒心などを象徴する動物とされています。
(いぬ/犬)友情や忍耐力、家族愛を表す象徴する動物とされています。
(いのしし/猪)誠実さや責任感、根気強さ、豊かな食欲、勇敢さを象徴する動物とされています。

 また、「干支(えと)」と「干支(かんし)」は、同じ言葉を表す異なる読み方であり、それぞれ異なる文化や概念に関連しています。「干支(えと)」は日本の12の動物を指し、「干支(かんし)」は中国の60年周期の暦の概念を指します。両者ともに時間を区切るための概念ですが、それぞれ異なる文化的背景や用途を持っています。

 日本以外でも韓国・台湾・チベット・タイ・ベトナム・ロシア・モンゴルなど、アジア諸国でも基本的な動物の順序や意味は同じですが、国によって身近な動物が異なるためか、一部の動物の名称も異なります。例えば2023年はベトナムでは猫年でした。
また、中国では60年に一度の丁亥年のことを”金の豚年”と言い、「金の豚年に生まれると財運に恵まれて一生お金に困らない子供が生まれる」とされています。次の丁亥年は2067年です。

十干と十二支と六十干支

十干(じっかん)

 十干(じっかん)は、甲(こう/きのえ)・乙(おつ/きのと)・丙(へい/ひのえ)・丁(てい/ひのと)・戊(ぼ/つちのえ)・己(き/つちのと)・庚(こう/かのえ)・辛(しん/かのと)・壬(じん/みずのえ)・癸(き/みずのと)の10文字から成り立つ中国の暦法に由来する10の基本的な記号で、時間や暦の概念を表します。
 これらの記号は陰陽五行説と関連しており、古代中国の暦法や占星術で使用されました。また、天干とも呼ばれ、主に年、月、日、時間などの暦法や干支(十二支と組み合わせたもの)で使用されます。

十二支(じゅうにし)

 十二支(じゅうにし)は、中国の伝統的な暦や日本、周辺のアジア諸国の文化において用いられる12種類の動物のサイクルを指します。干支は、年に対応する動物のサイクルを表現し、中国の伝統的な暦法に使用されています。また、国によって動物の種類が異なります。

六十干支(ろくじっかんし)

 十干と十二支を組み合わせた60の組み合わせで、日数や年齢などを表すために使われています。これが一巡すると還暦となります。一般的に、十干が列を構成し、十二支が行を構成し、それらが組み合わさって六十干支を形成します。「十干十二支(じっかんじゅうにし)」とも言われており、「甲子」から始まり「癸亥」で終わります。

甲子(きのえね)丙子(ひのえね)戊子(つちのえね)庚子(かのえね)壬子(みずのえね)
乙丑(きのとうし)丁丑(ひのとうし)己丑(つちのとうし)辛丑(かのとうし)癸丑(みずのとうし)
丙寅(ひのえとら)戊寅(つちのえとら)庚寅(かのえとら)壬寅(みずのえとら)甲寅(きのえとら)
丁卯(ひのとう)己卯(つちのとう)辛卯(かのとう)癸卯(みずのとう)乙卯(きのとう)
戊辰(つちのえたつ)庚辰(かのえたつ)壬辰(みずのえたつ)甲辰(きのえたつ)丙辰(ひのえたつ)
己巳(つちのとみ)辛巳(かのとみ)癸巳(みずのとみ)乙巳(きのとみ)丁巳(ひのとみ)
庚午(かのえうま)壬午(みずのえうま)甲午(きのえうま)丙午(ひのえうま)戊午(つちのえうま)
辛未(かのとひつじ)癸未(みずのとひつじ)乙未(きのとひつじ)丁未(ひのとひつじ)己未(つちのとひつじ)
壬申(みずのえさる)甲申(きのえさる)丙申(ひのえさる)戊申(つちのえさる)庚申(かのえさる)
癸酉(みずのととり)乙酉(きのととり)丁酉(ひのととり)己酉(つちのととり)辛酉(かのととり)
甲戌(きのえいぬ)丙戌(ひのえいぬ)戊戌(つちのえいぬ)庚戌(かのえいぬ)壬戌(みずのえいぬ)
乙亥(きのとい)丁亥(ひのとい)己亥(つちのとい)辛亥(かのとい)癸亥(みずのとい)

※括弧内=訓読み

暦やカレンダーと干支の関係

 暦やカレンダーにおいて、干支(えと)は特定の年を表す記号として使われます。2024年の干支(えと)は辰年(たつどし)になります。日本では干支(えと)と聞くと毎年変わる「子・丑・寅・卯……」の十二支を思い浮かべる人がほとんどだと思います。

 年を表す干支(えと)とは異なり、カレンダーの日付の下には「六十干支」が記載されているものがあります。日の干支の決め方は単純で、上記の表のとおり、「甲子」から始まり「癸亥」で終わる60個の干支を順番に当てはめていき、最後までいったらまた最初の干支に戻るサイクル(60日)を無限に繰り返します。
日の干支は占いで使用されていたり、「土用の丑の日」「酉の市」など、昔からの風習や神社の祭事では、今も日の干支で日取りが決まっているものがあります。

2024年版干支カレンダー カレン堂人気ベスト3

 カレン堂で2024年の干支である辰が描かれたカレンダーの中でも人気の高かったベスト3をご紹介します!

1

NK-73
辰(夢)(MM-216)

水墨作家・岡本肇が描く辰と夢。四季を通じて勇気づけてくれます。同シリーズの卓上カレンダーもオススメです。

2

KY-131
卓上 トリプルカレンダー

3ヶ月分まとめて見れる便利な三連カレンダーです。可愛らしいイラストと赤色の台紙がポイントです。

3

SG-301
干支七福神(ND-116)

福を呼ぶ、干支の辰と七福神の縁起の良いカレンダー!毎年10月頃などの早い時期に完売する人気商品です。

 干支が描かれたカレンダーは、特定の干支は縁起の良さを象徴するとされ、縁起物として人気があります。また、年毎に異なる干支が描かれるため、デザインやアートとしても楽しめます。アートやデザインの要素がカレンダーに取り入れられることで、装飾としての魅力が高まり、文化的な意味合いや縁起の良さ、そしてコレクションの対象として人気がある要因となっていると言えるでしょう。

まとめ

 今回は干支(えと)とカレンダーの関係などについてご紹介致しました。
何気なく普段目にするカレンダーにも、様々な干支に関する知識や情報がちりばめられています。これからの日常生活で、ふとカレンダーを見た時に少し気にしてみていただけると幸いです。

※本コンテンツは、名入れカレンダー専門店カレン堂(運営:シティライフ株式会社)スタッフが独自に調査しまとめた内容となります。最新版の商品・情報などと多少の差異がある場合がございますので、何卒ご了承くださいませ。また、モニターの発色具合によって実際の商品と色が異なって見える場合がございます。