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旧暦について調べてみました。

 旧暦という言葉は皆さん一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。「昔の日付のこと」といった感じで、簡単にふんわりとした認識の方が多いと思います。今回、「旧暦」について詳しく調べてみましたので、是非ご覧くださいませ。


目次


1.旧暦とは

 簡単に一言で言ってしまえば、「昔の日付のこと」になりますが、「改暦があった場合のそれ以前に使われていた暦法のこと」を旧暦と言います。現在の暦の名前を詳しく言うと「グレゴリオ暦」と言います。つまり旧暦とは『グレゴリオ暦の前の暦法を指す』ということになります。

 日本では明治5年(1872年)まで使われていて、明治6年1月1日から現在の新暦が使われるようになりました。新暦開始のこの日は、それまで使用されていた天保暦では、明治5年12月3日に当たります。 ですので、明治5年の12月は1日と2日の2日間しかありませんでした。

2.旧暦と新暦の違い

 旧暦と新暦ではいくつか違いがあります。
まず、旧暦は太陰太陽暦(天保暦)といって、月の動きを暦の基準にしており、月の満ち欠けをもって1か月となりますが、月が地球の周りを一巡するのは29.53日なので、12か月で354日となり、新暦よりも11日短くなります。対して新暦は、太陽暦(グレゴリオ暦)といって、太陽の動きを歴の基準にしているので、1年が365日となります。

 次に、閏年です。新暦では「閏年」といいますが、旧暦では「閏月」としていました。旧暦では1年で11日少なかったため、約3年に1度「閏月」を作り、その年は1年が13ヵ月になるようにしていました。これによって、暦と季節の関係を調整していたという事です。
 ちなみにですが、新暦も厳密に言うと365日ではないのです。正確には365.24219日であり、毎年6時間のズレが生じています。このズレは4年で24時間、つまり1日分のズレが発生しているので、4年に1度「閏年」を設け、2月29日を用意することでズレを修正している。ということになります。

以前、閏年についてさらに詳しくご紹介していますので、是非そちらもご覧くださいませ。
うるう年について

3.旧暦の名残

 日常的に旧暦を必要とする事はほぼないと思いますが、旧暦の名残を目にしたり、聞いたりすることがあるかと思います。身近にあるカレンダーに記載されている旧暦を見たり、ニュースで「今日は、旧正月です」と言われているのを聞いたりするときではないでしょうか。旧正月以外には、旧七夕や旧盆、中秋の名月などです。

七夕

 例えば、七夕ですが現在は7月7日で多くの地域では梅雨です。七夕といえば、夜空の星や天の川が見られるような伝統的なお話がありますよね。ですが、梅雨の時期なので星空が見れない地域も多くあるのではないでしょうか。これも、実は「旧暦」の七夕の日である7月7日をそのまま新暦の7月7日に合わせてしまったからだそうです。
 本来なら、旧暦の「7月7日」は新暦の8月中となります。一部地域では8月に七夕祭りを開催しています。例えば、「仙台七夕まつり」や「盛岡七夕まつり」などがあります。

和風月名(わふうげつめい)

 現在は各月を「1月、2月・・・」といいますが、旧暦では和風月名(わふうげつめい)と呼ばれる月の和風の呼び名を使用していました。これらは、旧暦の旧暦の季節や行事に合わせたものなので、現在の季節感とは1~2ヶ月ほどのずれがあります。 

1月睦月(むつき)正月に家族や親戚一同が集まる、仲睦まじい月。「生月(うむつき)」が転じたという説もあります。
2月如月(きさらぎ)旧暦の2月は現在の3月半ばなので、寒さがぶり返し脱いだ衣を更に着る月という意の「衣更着」が「きさらぎ」の語源になったという説が有力です。
3月弥生(やよい)暖かくなって草木が生い茂るという意味の「弥生(いやおい)」からといわれる。
4月卯月(うづき)卯の花の咲く時期からといわれる。
5月皐月(さつき)早月(さつき)とも書く。早苗(さなえ)を植える月。「皐」という字には水田という意味がある。
6月水無月(みなづき、みなつき)田植えが終わり、田んぼに水を張るので「水月(みなづき)」が変化したともいわれています。
7月文月(ふみづき、ふづき)稲の穂が実ることを意味する「穂含月(ほふみづき)」からといわれる。
8月葉月(はづき、はつき)旧暦では7月から秋となるため、木々の葉が落ちる月「葉落月(はおちづき)」からといわれる。
9月長月(ながつき、ながづき)秋の夜長を意味する「夜長月(よながづき)」からといわれる。
10月神無月(かんなづき)全国の神々が出雲大社に集まり、日本各地で神々が留守になる月と考えられ「神無月」といわれた。
11月霜月(しもつき)霜の降る月という意味。「霜降月(しもふりつき)」の略で「霜月」となりました。
12月師走(しわす)僧(師)を迎えてお経を読んでもらう月。師が馳せる月という意の「師馳す」が転訛し、走るという字があてられるようになりました。

4.おすすめのカレンダー

 壁掛けカレンダーだけでなく卓上カレンダーでも旧暦や和風月名がのっているのもいくつかございます。情報が豊富であったり優しいデザインであったりとさまざまです。是非参考にしてみて下さい。

5.最後に

 今まで何気なく見聞きしていた旧暦を改めて調べてみましたが、いかがでしたでしょうか?今はなかなか、昔を感じることが少ないですが「旧暦」や「和風月名」を見ることで身近に感じることが出来きますね。

※本コンテンツは、名入れカレンダー専門店カレン堂(運営:シティライフ株式会社)スタッフが独自に調査しまとめた内容となります。最新版の商品・情報などと多少の差異がある場合がございますので、何卒ご了承くださいませ。また、モニターの発色具合によって実際の商品と色が異なって見える場合がございます。