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「彼岸」について調べてみました

 もうすぐ春の「彼岸」です。よく耳にするけど彼岸とはいつなのか?何をする日なのか?
彼岸について調べてみたのでご紹介いたします。


目次


1.彼岸の由来

 仏教の浄土思想では、悟りの境地である西方浄土の世界(彼岸)に行くために、太陽が真東から出て真西に沈むお彼岸の時期は浄土への道しるべとなり、また昼夜がほぼ同じ長さになることから、一年で最もこの世と浄土の距離が最も近くなり、この期間に修行を行うことが悟りを開く近道と考えられたそうです。また仏教が伝来する以前の古代日本にも農作物の収穫を太陽に感謝・祈願する「日願(ひがん)」という太陽信仰がありました。
 彼岸は「あの世とこの世が最も近くなる」という仏教の思想と、「農作物の収穫を太陽に感謝・祈願する」という日本独自の慣習が結びつき、先祖を供養し感謝するちょうどよい期間として定着したようです。

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2.彼岸はいつ?

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 彼岸は春と秋の2回。それぞれ春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)として、前後3日間を含む期間です。春と秋に7日間ずつあり、計14日間です。
 2024年(令和6年)の彼岸は以下の通り。

 ●春彼岸
  彼岸入り(初日):3月17日(日)
  彼岸の中日(春分の日):3/20(祝)
  彼岸明け(最終日):3/23(土)

 ●秋彼岸
  彼岸入り(初日):9月19日(木)
  彼岸の中日(秋分の日):9/22(祝)
  彼岸明け(最終日):9/25(水)

 暦の上では「節分」や「土用」と同じく「雑節(ざっせつ)」のひとつで、季節が変わる節目として設けられた特別な暦日となります。

「雑節」が分かるカレン堂のおすすめカレンダー

 カレン堂で「雑節」が分かるカレンダーは、定番の文字月表タイプにも数多くありますが、今回はその中でもより季節を感じることができるおすすめ3点をご紹介します!

1

NB-737
色彩暦(二十四節気入)

四季折々の暮らしの節目を掲載しています。メモ欄も大きく12ヵ月を落ち着いた12色で表現した使いやすいカレンダーです。

2

IC-277
和風ごよみ

こちらも12ヶ月を日本の伝統色で色分けし和の風合いをイメージしたカレンダー。花のイラストが季節感を演出します。

3

MS-320
美しい日本

旧暦・雑節・六曜等たくさんの情報を掲載するカレンダーです。暦だけでなくメインの写真も日本の四季を楽しませてくれます。

3.彼岸にすることは?

 宗派によって異なる場合があるようですが、現代では彼岸にはお墓参りするというのが一般的です。

●お墓掃除・お参り
 お墓の掃除もかねてお墓参りをしましょう。先祖を敬うということを代々引き継いでいくためにも、家族みんなでお参りするのが望ましいと思います。

●お仏壇の掃除・お参り
 お墓参りだけでなく、家にお仏壇があればこの機会にお掃除や線香をあげましょう。お盆のような特別な飾りつけなどは必要ないことが多いようです。ただし宗派によっては飾りを用意する場合もあります。事前に調べておくと良いでしょう。

●お供えもの
 彼岸にお供えする代表格といえば「ぼたもち」「おはぎ」です。同じ食べ物であり、春に咲く花「牡丹」の時期に食べるのがぼたもち。秋に咲く花「萩」の時期に食べるのはおはぎです。地域によっては粒あん・こしあんで使い分けている場合もあるようです。赤は魔よけの効果があるとされ小豆はその代表格。また米は五穀豊穣の象徴でもあるので、昔からこの取り合わせは祭事などに欠かせないものだったようです。その他、精進料理や季節の花、季節の果物、 故人が好きだった食べ物などをお供えしましょう。

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4.彼岸にやってはいけないこと

 同じ雑節の「土用」の期間中は「土を動かす」ことはしてはいけないとされていますが、彼岸に関しては特別なタブーはありません。ただ彼岸時期は祝日を利用して墓参りに帰省する方も多いことから、イベントなどは控える、または参加者の予定を確認するなどした方が良いと思われます。

5.彼岸についてまとめ

 現代人のように忙しい日常を過ごしていると先祖を敬う、供養することをつい忘れがちになります。あの世とこの世が最も近くなる年に2回しかない彼岸ですから、この機会に先祖に思いをはせ感謝することを家族みんなで共有して受け継いでいきたいものですね。

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