8月4日、暦で言えば、大暑の末候頃となります。今週8月7日は、立秋。暦の上ではもう「秋」になります。
梅雨明けが遅かったこともあり、関東ではようやく今週になって夏が来たという感じです。
ただ、コロナや豪雨災害などもあり、ことしは手放しで夏を楽しむというわけにはいかないようです。
子どもたちにとっては、夏休み、プールや海、帰省・・・多くのことに制限があります。
大人も自覚をもって行動しなければなりません。皆さん、頑張りましょう!
それでも季節は回ってきます。二十四節気の大暑から処暑へ。
七十二候の意味と共に季節を感じてみましょう。
七十二候(略本暦)
二十四 節気 |
候 | 日頃 | 七十二候(略本暦) | 七十二候の意味 |
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大暑 | 初候 | 7月23日頃~7月28日頃 | 桐始結花 (きりはじめてはなをむすぶ) |
桐の実が生り始める |
次候 | 7月29日頃~8月2日頃 | 土潤溽暑 (つちうるおうてむしあつし) |
土が湿って蒸暑くなる | |
末候 | 8月3日頃~8月6日頃 | 大雨時行 (たいうときどきふる) |
時として大雨が降る | |
立秋 | 初候 | 8月7日頃~8月12日頃 | 涼風至 (すずかぜいたる) |
涼しい風が立ち始める |
次候 | 8月13日頃~8月17日頃 | 寒蝉鳴 (ひぐらしなく) |
蜩が鳴き始める | |
末候 | 8月18日頃~8月22日頃 | 蒙霧升降 (ふかききりまとう) |
深い霧が立ち込める | |
処暑 | 初候 | 8月23日頃~8月27日頃 | 綿柎開 (わたのはなしべひらく) |
綿を包む萼(がく)が開く |
次候 | 8月28日頃~9月1日頃 | 天地始粛 (てんちはじめてさむし) |
ようやく暑さが鎮まる | |
末候 | 9月2日頃~9月7日頃 | 禾乃登 (こくものすなわちみのる) |
稲が実る |
七十二候が掲載されたカレンダーです。
IC-705 暦のある暮らし 二十四節気 七十二候とともに